退屈を愛する

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以前バイトで全く仕事というかやるべき作業みたいなものがなく、かといって本やスマホを見てもいい訳でもなく、ましてや、家に帰してくれる訳もないという日があった。その時は何もせずに時間を過ごすというのはこれほどまでの苦痛なのかと感じ、それならば忙しなく働かされた方がマシだと考えていた。

しかし、昨日は念願叶って、ほとんど休む暇もなく、就業時間ずっと「あれやれ、これやれ」と働かされた。それで気づいたのだけれど、別に忙しく働かされたからと言って特に時間の流れが早く感じるわけではないのだ。私は馬鹿だからそんなことにも気づかずにいた。

家に帰ると身体はボロボロ、職場で叱責されたために「あいつ、ぶっ飛ばしてやりたい!」と心はイライラとなっていた。

私は忙しなさよりも、退屈を愛する。