ガイコツの皮肉

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宮武外骨の「アメリカ様」を読んだ。

大して面白くなかった。この本は東京裁判開廷の日に出版されたもので、「アメリカ様」が日本を叩き潰してくださったために、日本には言論の自由や民主主義などを国民は獲得することができました。もし、日本が勝って軍部が大威張りでもしていたなら、やりきれませんよ。アメリカ様が神風なる迷信妄語を打ち破ってくださり感謝。という内容が皮肉混じりに書かれている。

初めの方は、結構楽しく読んでいたが読み進めるにつれ、なんだかどうでもよくなって途中で投げたしてしまった。皮肉のレベルも特に高いわけでもないし、こんなのよりもっと他に読むべき本があるんじゃないかとという気になった。この本を読んでも教養が得られるわけでもないし、笑えるわけでもない。

なんだか、どうでもいい本を買っちゃったなと後悔。