そこに愛はあるんか

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ぷらぷらと散歩をしていましたら、小学生の集団が、校門前で待ち合わせをしているようでした。年はまだ二桁に届いていないように見える、生まれたてほやほや、少年少女でした。

待ち合わせに、あと一人来ていないようで、スマホで電話を掛けて、早く来るように催促しておりました。こんな小さい子供たちでもスマホ持ってるんだなあと思うのと同時に、電話の時の子供の会話で思い出したことがあるので、今回はそれについて。

電話をしている時に、男の子が「そこに愛はあるんか?」とサラ金のキャッチフレーズを使っておりました。CMでの大田真央の言い方が面白いために、子供たちも真似して言っているんでしょうけど、サラ金の言葉を子供が使っているってなんか凄いなと思ってしまいますね。

じゃあ、自分はどうだったのかと振り返ってみますと、僕は僕でナプキンの「はだおもい」を「片思い」と言い換えていたり、パチンコのCMのセリフを暗記してみんなの前で披露したりしていたから、全く彼らを責める資格なしという感じですかね。

いま考えると、よくこんなことを言っていたなということはよくあります。「どうして、僕たちは生まれるの?」とかそのようなこと。

子供に見せたくない番組でクレヨンしんちゃんが挙げられていましたが、今まで納得いかなかったのですが、僕が子供の時くらいのクレヨンしんちゃんの回を見て、やっとわかりました。しんちゃんがで生命誕生の謎に迫り、父ひろしがそれに応えようとして、母みさえに殴られるというシーンがかなりあるのですね。

これは今見返して、ようやく分かりました。親は見ていてヒリヒリしていたのでしょうけれど子供ってのは意外とそんなことに気づかず、楽しく見ているものです。

受験勉強において、復習が最重要であるとはよく言いますが、人生においても復習ってのはかなり大事なのではと改めて感じた。