マック発 忍者行き

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忍者ってかっこいいですよね。僕が幼いときもそう思っていたけど、今でもそう思う。指令を受けて、城に忍び込み巻物を盗んだり、色んな術を使って敵を撹乱させたりとか、とにかくかっこいいんだ。

小学生の時の僕は、というか今もそうですけど、かなりの妄想少年でした。忍者みたいなことしてーよと、かなり熱心に考えていた。

それで思いついたのが水遁の術はできるのではないかということでした。

水遁の術と聞いて、「?」が頭に浮かんだ人に向けて説明をすると、忍者が水中に身を隠している時に行う術です。水中には当然空気がない。なので、空気をどうにかして吸わないと、長時間水中にいることはできません。しかし、空気を吸うために水中から顔を出したら、敵に見つかってしまいます。それを解決するのが水遁の術というわけです。水遁の術は、水辺に生えている植物に似せた筒を使います。その筒を咥えることによって呼吸します。割とポピュラーな術なので知っている人も多いのではないでしょうか。

これを実践したのです。用意するのは筒と水だけ。筒はラップの芯を使えばいいし、水はお風呂です。やってみて分かったこと思ったことは、鼻から水が入って全く上手くいきませんでした。こんなこと想定しておけよという話ですが、思考の外にありました。馬鹿の熟考というのは、下手な考え休むに似たりとは言ったもので、本当にダメダメでありました。そして、使用した筒が紙でできていたために、口に嫌な味が残ったことを覚えています。僕はヤギには向いていないみたいだ。

ということを友達とマクドナルドで昼飯を食べていて、紙ストローでジュースを飲んだ時に、口に広がった嫌な感覚を味わった時に思い出したのです。そのことを友達に話したら、ものすごく呆れてましたがね。